ニャン子と私

ニャン子と私
11月も末、在る日の夕食後、風呂に入り、体を休めテレビ見ていると、家の裏玄関から鳴き声が聞こえて来ます。「ミャー~ミャー」と子猫が鳴いていて、其の鳴き声は、小さな体からは想像も出来ない位大きな声で鳴いていました。その声は止むことなく、夜通しなき続け、夜中の3時を回ってもなき止むことはありませんでした。鳴く、というよりは悲鳴に近い叫びのようだったので、ずっと気になっていたのですが、午前を回っても鳴き止まないので勘弁してくれという思いと、父や母さえ知らず無理やり別れさせられ我が家の裏玄関に捨てられ、よく見ればその子猫は、生後半月位、哀れに思いシーチキン缶詰めの身を差しあげました。(次回に続く)strong>