我が思い出

朝 起きる迄、長い長い夢を見ていました。其の夢は自分が若い頃船に乗っていた頃の夢でした。遠洋航海も終わり日本に帰る途中、燃油を補給する為に、途中でシンガポールに入港した時の夢でした。其の日は1月15日で成人式の日でした・・・
今其の船には4人の同級生が乗船していて、其の中の一人が今日は日本では、成人式でお祝いをしているのだから、我々同級生も今年20歳の成人式を4人で祝おうと言う話に成りました。此処はシンガポールだから4人でシンガポールの街に繰り出し、「成人式」でなく「性人式」で祝おうと話が決まりました・・・
有る怪しげな場所にその手のホテルが有りまして、早速4人を相手にしてくれる夜の女性が4人参りました。其の女性の相手を決めるには、お互いに公平にと言う事で、4人がジャンケンで決めました。最初に勝った人が一番に決め、後は順次勝った人が決めました。私は三番目に勝ちました。其の女性は少し痩せ気味で、背がスラリとした女性でした・・・
船は翌日の朝の10時頃にシンガポールを出港ですから、お互いに朝7時頃に起きようと4人が約束をして、其の女性と一夜を共に過ごし「成人式」成らず。「性人式」を済ましたのでした。済ましたのは良かったのですが、4人とも疲れたのか朝10時に成っても起きる事が出来ず。船の出港時間に間に合わなかったので御座います(+_+)・・・
船は出港時間をずらし。私達を待ってくれていました。若い4人は、まだ船では新米でしたから、船長に今迄に4人も船の出港を遅らせた船員はいない、まして3時間もの時間を無駄にしたと、こっぴどく叱れ、4人はホトホトに参ったのです。其の事の夢を何十年振りに今に成って夢として見たのです。夢は時として飛んでもない時に見るものだと感じた次第です・・・
私の好きな言葉に「人生は時間より、思い出の数」と言うのが有ります此れからは自分が歩んで来た思い出をよみがえり、再度思い出作りを一つ一つこしらえて行きたい・・・